ウェブ集客コンサルティング

SEO対策について(4)

なぜキャンペーンが上手くいかなかったのか?

後だしジャンケンのようで申し訳ないですが、「B英会話教室」の場合、どんなキャンペーンを行っても効果が無かったのは、単純に「ホームページのコンテンツの質」に問題があったからです。

パート3の記事を思い返して頂きたいのですが、M社の営業は、「ホームページから集客する為には、まずデザインが重要です。問い合わせがあるホームページの8割はデザインで決まるのです」と説明していました。

つまりデザイン重視で制作し、コンテンツは二の次だったのです。

これは全くの逆で「問い合わせがあるホームページの8割はコンテンツで決まるのです」が正解です。
確かに見栄えが良いホームページも大事ですが、ユーザーはデザインを見に来たわけではありません。
あくまで「英会話教室」を探しているのです。
なので、デザインよりも訴求力のあるコンテンツが重要なのです。
もっと言うならば、「自分が本当に話せるようになれそうな英会話教室」を探している訳ですから、前回のブログもそうなのですが、「ユーザーが本当に必要としている情報」「ここで習いたい」と思って頂けるコンテンツを提供しない限り、問い合わせには繋がらないのです。
では「ここで習いたい」と思って頂けるコンテンツとは何でしょうか?

などが必要になります。
さらに、ユーザーが「B英会話教室」に入会する為の不安を解消するコンテンツも重要です。
具体的なコンテンツで言えば、

と言ったところでしょうか。

まず「選ばれる理由」ですが、自分自身では分からない場合が多いと思います。そんな時手っ取り早いのが「お客様に質問する」事です。「お客様」は何か理由があって「B英会話教室」に入会された訳ですから、その理由をお伺いするのがベストです。 A4アンケート形式で記入して頂けるようにワード等で用紙を作成して下さい。もちろんアンケートを記入して頂いた方への謝礼も忘れずに。

Aさんのあいさつページですが、経営理念や、生徒に対する想い、英会話に対する情熱など、Aさんの想いを伝えてください。写真も掲載してください。リアル店舗でも店内に人気が無いと入店を躊躇する事無いでしょうか?顔が見えないと入りずらいものです。ホームページも顔が見えないと不安に感じる方は多いので、写真は掲載するべきです。

USPですが、B英会話教室の独自性、競合他教室との差別化を図る必要がありますので、前述のような「独自のヒアリングメソッド」など、ユーザーの抱えている問題を解決できるコンテンツ(英語が話せるようになりたい)を用意しましょう。

お客様の声はかなり大事です。放送時間枠の7割が「お客様の感想」だったテレビショッピングもあったそうで、背中を押してくれる重要なコンテンツになります。これも「選ばれる理由」同様、お客様にお願いして、A4アンケートで記入して頂きましょう。もしお客様が許可して頂ければ、お客様と一緒に撮影した写真を掲載すると「リアリティー」が増すのでオススメです。個人情報の問題があるので、勝手に掲載はNGです。

○○大学教授や同業者からの推薦文は頂くのに若干ハードルが高いですが、恩師の先生や以前の勤務先の先生などにお願いして下さい。推薦文が欲しい理由として、人は結構「権威」に弱いものです。その道の「権威」ある方からの推薦があると、人は安心感を覚えます。つまりAさんを「信用しうる方」と判断して頂けるのです。

他にも重要なコンテンツはあるのですが、最低限押さえておきたいコンテンツを紹介しました。
まとめますと、コンテンツが乏しい、ユーザーに関心を持ってもらえないホームページは、SEO対策をしても効果が低いのです。 なので、SEO対策をする前に、まずホームページを分析する事から始めましょう。
さて今回が最終回の予定だったのですが、もう一つお伝えしたいことがあるので、次回にご説明します。

もし、このような事でお困りに際は「初回限定無料診断」をご活用ください。

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